うたと映画の分析批評

歌謡曲・詩・映像作品など

鬼隆院花子の生涯(映画)

問 ピナクルはどこか。

1 なめたらいかんぜよ
で、受容。覚悟。


2 よかった。
義父との和解。肯定。積もってきた嫌悪憎悪理不尽をさいごにうけいれる。「もらわれてきてよかった」と。

問2 対比されたもの
養家と独立、実家ではないことに注意。
因習と個人。
暴力と言論。
ヤクザとカタギ。

問3 ピナクルはどちらか。

自分が嫌がっていたものをうけいれるのが最高潮だが、彼がしんだから可能であったのか。
あの場面で彼があいさつにいかなかったのが皮肉でもある。

ただ二人で酌み交わしても和解ではなく、
その証拠に彼の死を前にして父を激しく拒絶する。
父の決死を前にして初めて和解するという皮肉。だからこそのカタルシス

★4つ